皆様JCS2018お疲れさまでした。
今回は、5月度のインターネット大会PJCS2018予選で使用し、
レート1728 55位 を記録し予選突破。
6月9日のライブ大会PJCS2018で4-3で世界大会DAY1の出場権を獲得した
バンギルガンテテフグロス(砂テテフグロス)構築を公開します。
構築経緯
3月末のガオガエンの威嚇解禁後、ガオガエン+ゲンガー+ジャラランガ+カプ・ブルルといった組み合わせ(通称ゲンガエン)が流行り、本大会でも使用率が高いと考えました。このパーティは初手の多くがガオガエン+ゲンガーの並びであり、この2枚に強いポケモンであるバンギラスから構築をスタートしました。しかし、ガオガエンには猫だましを採用されている場合がほとんどであり、バンギラスの行動を止められてしまうとゲンガーの行動を許してしまうため、猫だましを防ぐ必要がありました。そこで候補にあがったのが、サイコフィールドを展開できるカプ・テテフ、ファストガードを覚えるポケモンでした。フィールドの展開により猫だましを防ぐことはできますが、ゲンガーを引かれて、カプ・ブルルの後出しされると猫だましが通ってしまうことから、ファストガードを使用できるポケモンを探しました。そこで注目したのがルガルガン(真昼)です。ルガルガンのファストガードは警戒されにくいと感じたからです。しかしバンギラス+ルガルガンの並びだとだとジャラランガが出てきた場合に有効打がないため、Z技を通されてしまったら、倒せなくなるので能力上昇後のジャラランガをスムーズに倒せるスカーフカプ・テテフを採用することにしました。メガ枠として、メガ前威嚇無効+高い打点を持つメタグロスを採用。このままだと水の一貫性(雨パ)と電気の一貫ががひどいので、トリトドンを採用。最後に威嚇枠として、ランドロスを採用したのですが、レートでカミツルギにPTを破壊されてしまったことから、草耐性かつ炎打点を持ち、かつ追い風のS操作ができるボーマンダを採用しました。
個別解説
バンギラス
性格:ようき
実数値:175-186-130-xx-121-124
175-216-170-xx-141-135(メガ)
努力値:0-252-0-0-4-252
特性: すなおこし
持ち物:バンギラスナイト
タイプ一致の岩雪崩。霊超に通るかみくだく。大事にするためのまもる。素早さ関係を逆転させるためのりゅうのまい。
構築を組み始めた時には、命の珠で使用していたが
①交換せずに相手の天候を塗り替えることができること
②素早さ1段階UPでメガゲンガー、カプ・コケコなどの130族を抜けること
からメガストーンを持たせ陽気最速としました。
メガシンカしなくても強いのがバンギラスのいいところで、メタグロスと両選出も躊躇なく行え、メタグロスが選出できない場合は、普通にメガシンカが強いのが◎
りゅうのまいはメガシンカしなくても、最速メタグロス、素早さを落としたメガゲンガーを抜けるのは強かったです。またアイテムについては、相手視点からは、ボーマンダメタグロスがメガストーンを所持しているように見えるようで不意をつけるみたいです。
ルガルガン
性格: ようき
実数値: 151-167-85-xx-85-180
努力値:4-252-0-0-0-252
特性: すなかき
持ち物:きあいのタスキ
技構成:いわなだれ/がむしゃら/アクセルロック/ファストガード
タイプ一致技のいわなだれは確定。雪崩でダメージが期待できない相手にはがむしゃらで大幅に削ることができ火力不足を解消できます。アクセルロックは削りきった相手を倒すのに有効です。ファストガードは、まず読まれないのでガンガン使用していきたいですが、PT内にテテフがいるので警戒される動きもあるので使用タイミングは難しいです。
このPTのMVPです。役割なくても、雪崩を打つだけで怯みが期待できますし、
タスキというアイテムもメジャーではないことから集中もらうことはほぼありません。
またがむしゃらという技もUSUMからの新規取得(教え技)であり、読まれません。
素早さが112ということから最速メガメタグロス抜き+1と絶妙なSラインになっており上からなだれ・がむしゃらを通せるのが非常に偉かったです。
しかし5月に行われたPJCS2018予選では使用者は私1人だったようです。
ボーマンダ
性格: ひかえめ
実数値: 171-xx-100-178-100-152
努力値:4-0-0-252-0-252
特性: いかく
持ち物:ドラゴンZ
相手に圧力をかけることができる流星群。鋼タイプに打ちたい火炎放射。大事にするためのまもる。素早さ操作のおいかぜ。
ランドロスの代わりとして採用されたポケモン。相手にカミツルギがいる場合は必ず選出する。素早さラインについては最速ジャラランガを抜ければ良いと考え準速に。ドラゴンZを持たせることで瞬間火力の強化とりゅうせいぐんによるCダウンを防ぐことができる。
カプ・テテフ
性格: おくびょう
実数値: 146-xx-95-182-135-161
努力値:4-0-0-252-0-252
特性: サイコメイカー
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:サイコキネシス/ムーンフォース/サイコショック/マジカルシャイン
メガゲンガー・ジャラランガを上から縛れるサイコショック・サイコキネシス。ムーンフォース・マジカルシャインは相手の選出をみて打ち分ける。
スイーパー役。ジャラランガにブレイジングソウルビートを決められてしまうとPTが破壊されてしまうのでこだわりスカーフ。スカーフを持たせることで後述のメタグロスのバレパンと合わせて、耐久に振っていないカプ・ブルルを処理することムーブが強い。
メタグロス
性格: ようき
実数値: 155-187-150-xx-111-134
155-197-170-xx-131-178
努力値:0-252-0-0-4-252
特性: クリアボディ → かたいツメ
持ち物:メタグロスナイト
技構成:アイアンヘッド/バレットパンチ/しねんのずつき/じだんだ
バレットパンチは、削りきれなかったポケモンを処理できるのがえらい。じだんだはガエンやグロスミラーで必須。しねんのずつきはテテフと合わせて火力強化したり水タイプへの打点としても打てるのがえらい。冷凍Pが欲しい場面もあったが(主に対ランドロス)しねんのずつきでジャラランガや水タイプの処理できることのほうが強かったと感じている。
素早さはミラーも考えて最速。バンギラス、トリトドン、ボーマンダなど引き先が多かったため、まもるが欲しい場面はあまりなかったように感じた。
トリトドン
性格: れいせい
実数値: 217-xx-96-141-111-39
努力値:244-0-60-132-72-0
特性: よびみず
持ち物:バンジのみ
技構成:だいちのちから/れいとうビーム/まもる/じわれ
調整先
C 4振りカプ・コケコをだいちのちからで確定1発
D C222ギルガルドのシャドーボールベースのゴーストZ確定耐え。
コケコやメタグロスに対して必須のだいちのちから。ランドロス・メガボーマンダ、草タイプにささる冷凍ビーム。大事に扱うためのまもる。浮いていないポケモンを30%で倒せるじわれ。
PTで水技の一貫がひどすぎたので採用。インターネット予選では、レヒレの水Zをかなり吸い込んでくれた。
以上6体が今回使用してきたポケモンたちとなります。
QRレンタルチーム
動画
インターネット大会を抜けて、
PJCS本選でも勝ち越してくれた
バンギラス ルガルガン ボーマンダ カプ・テテフ メガグロス トリトドン
このポケモンたちに感謝です
WCS2018世界大会も精進していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。